匠名/メーカー名:靴職人 松浦 稔
BRASS クリンチ エンジニアブーツ。
しっかりとしていて、類まれな美しいブーツです。きっちりとした縫製も革の鈍いツヤも、計算されつくしたようなシルエットも本当にキレイ。
BRASSは、日本では数少ない、本当に高い技術力を持つ優れた靴工房。
履き込むほど、自分にしっくり馴染み、味わいが出てくる。何年も愛着をもって履き続けることができる。リペアする価値のある一生もの。
そんな夢のような逸品を作りあげる工房なのです。
BRASSはオリジナルブランドの「クリンチ」で靴を製作しているだけではなくて、靴の修理も取り扱います。
「他社製品のボロボロの状態の靴」であっても修理は断らない、という、職人魂あふれる気骨ある方針に基づいたリペアです。(海外ブランドであっても大丈夫なのだとか。)
BRASSのオーナーであり靴職人である松浦 稔さんは、大学は理工学部出身の変わり種。
企業に勤めながら靴修理店で修行し、日本のビスポークシューズの専門家に学び、技術を身に着けたといいます。
BRASSは、木型を削り出して作る「ハンドソーンウェルテッド製法」で全工程を自社で行って靴を生産しています。
その終始一貫した高度な職人技術がなければ不可能な修理メニューもあるそうで(木型を変えるリラスト修理など)、
まさに匠の技を目の当たりにできる…という修理技術です。
その技術の虜となって、BRASSに通い詰めるほどのマニアックなファンもいるのだとか…!
世の中の多くの靴修理店やリペア専門店は、「こんなボロボロのものはうちでは取り扱えない」と、修理する靴を、まずふるいにかけますよね。
靴を持ち込んだり相談をもちかけても、それで断られてしまうこともよくあります。
「お金に糸目はつけないくらい愛着ある靴だけど、どこの修理屋さんに持っていけば分からないくらい、難しそうな靴修理…」
そんなときは、この松浦さんのBRASSに持っていけばいいんだ!となんだか希望が持てます。
「こんなボロい靴は修理できない」という、よくある靴修理店とは違い、靴職人である松浦さんの確かな自信が、「どんな靴も断らない」という信念を実現させています。
もちろん、クリンチのエンジニアブーツは、履けば履くほど自分だけのフィット感を楽しめる「一生もの」。
ほかのどんな靴とも違う、自分だけの逸品に育て上げる価値のあるブーツなのです。