匠名/メーカー名:鼎庵
突然ですが、皆さんはせんべい、好きですか?
私は子どものときからおばあちゃんの影響で毎日のように食べていましたが、きっと誰でも一度は食べたことがあるでしょう。
個人的には、塩せんべいが好きなのですが食べていたのは醤油せんべいでした。
と、前置きはここまでとして今回ご紹介する逸品は日本の名産あきたこまちを100%使用した醤油せんべい「ていあんの手焼きせんべい」です。
このせんべいはただのせんべいではありません。
こだわりとしては、まず前述したようにあきたこまちののみを使っており特定のお米農家から提供してもらっているお米を使用しています。さらに、あの白神山地の水系でを使っているため新鮮なお米からできています。
また、生産元の鼎庵の職人が試行錯誤を繰り返した結果、独自配合を完成させ特製のたれを使った醤油せんべいを作ることに成功しています。秋田の味噌醤油醸造元より熟成された味噌と醤油をもとに作られており、より高品質な素材にこだわりも持っていることがわかります。
そして、作っている職人ですが、製造過程においてあらゆる条件を考慮して作っており、その焼き加減から生地の細かい状態まで一枚一枚丁寧に仕上げています。
職人の手焼きにより、最高の一枚に仕上がるようにしっかり管理しており、お米の風味を味わって楽しめるようにお米を粒の状態から練り上げる製法を導入しています。
生地の状態をこまめにチェックし繊細な職人技によって至極の一枚に仕上げます。
独自に配合されたたれは甘しょっぱく小さい子どもから年配の方まで楽しめるため、どんな人でも共感できる味わいになっているところが大きな魅力の一つとして言えそうです。
これまで筆者の私は、せんべいに対して特に何も思い入れもなく出されたものをよく噛んでいました。塩,味噌、醤油それぞれの味であってもこだわりもなくただ食べて終わりになってしまう事が多かったのは私だけではないのではないでしょうか。
今回紹介した逸品は本当に細かく繊細な製法とこだわりのある厳選された素材を大切に、十二分に生かし、職人の技によって最高の一枚に仕上げることに成功しています。
食卓に馴染みのあるせんべいを味わって、職人の製造やその思いを噛みしめながらぜひ食べてみたいものです。