日本が世界に誇る文化としてさまざまなものがありますが、中でも古来から伝統を重んじてきた日本人にとってより馴染みのあるものの一つとして足袋や和服などの衣類が挙げられます。
現代の普段着では和風とは離れた海外から来た文化に身をまとっていますが、地域や節目には浴衣や着物を着ることもあると思います。
日本ならではのデザイン性の高い芸術を改めて評価すべきだと感じたので、その一部をお伝えしていきます。
今回ご紹介するのは京都から発信したブランド「SOU SOU」が手がけている地下足袋についてご紹介します。
同社は『新しい日本文化の創造』をコンセプトにした伝統的な素材や技法を駆使し、四季や風情をポップに表現した日本ならではの企業です。
現在は兵庫県にある地下足袋の工場で作られており、国産地下足袋がなくなりつつある今、そういった意味では量産することができるかなり貴重な工場です。
なんといってもその見た目からわかるデザイン性が魅力的であり、かつての足袋のイメージを一新しています。
現代の流行に合わせたイメージや日本の象徴でもある富士山が描かれていたりと、誰もが手に取りやすい足袋です。
中には釣り用や野球用のスパイクもあり、様々な地下足袋が店頭に並んでいます。
実際に作っているのは高砂産業という会社ですが、昔ながらの熟練の技で作られており、一工程一工程を手作業で作っています。
素材にもこだわりを見せる地下足袋は履いているだけで日本人にとって誇りと伝統を感じられるになるでしょう。
この逸品は、より身近にあるためその存在感が毎日の生活の気分を変えてくれるような気がしますね。