匠名/メーカー名:鈴木化学工業所
ほっと一息つきたい時や食事のお供として、温かいお茶を飲む方も多いのではないでしょうか。緑茶やほうじ茶など、美味しいお茶を飲むのに欠かせないのが急須です。急須といえば、陶器や磁器がスタンダードですが、今回紹介するのはプラスチック製の「十年急須」です。
プラスチック製の急須と聞くと、「お茶の雰囲気に合わないのでは?」「熱ですぐに変形しそう」と思う方も多いのではないでしょうか。しかし、十年急須には技術者のさまざまな知恵と工夫が施されているため、耐久性・耐熱性に優れているうえにオシャレな急須なのです。
それでは、十年急須の7つの魅力について紹介します。
・モダンなデザイン
シンプルでモダンなデザインであるため、緑茶やほうじ茶だけでなく、紅茶やコーヒーといったさまざまな飲み物に合います。本来の急須が持つ和のイメージだけでなく、洋風な飲み物としても映えるため、使用用途が幅広いのが魅力です。
・丈夫で安全な素材を使用
十年急須の素材は、哺乳瓶や医療機器などの安全性が求められる分野で使用される「トライタン」で作られています。トライタンは、ガラスのように透明で光沢がありますが、落としても割れない耐久性が特徴です。また熱にも強く、食洗機でも洗えます。
・液だれしにくい
注ぎ口の外側が段差形状になっており、液だれしにくい工夫が施されています。液だれによって、テーブルを汚しにくくなるため便利ですね。
・蓋を押さえなくても注げる
通常の急須では、お茶を注ぐ際に蓋を押さえながら入れなくてはいけませんが、十年急須の蓋はワンタッチで固定できるラッチ式であるため、注ぐ際に蓋が落ちる心配がありません。
・シンプルな形状で洗いやすい
十年急須は形状がシンプルにできているため、洗いやすいのが魅力です。洗い物の手間が省けるのは主婦にとっても助かりますね。
・大容量なのに軽い
一般的な急須の容量は250mlが多くありますが、十年急須は約500mlの大容量の急須です。一度にお茶を3〜4杯分作れるため、家族でお茶を飲む際やたくさん飲みたい方にもおすすめ。茶こしを含めて重さ約260gと、軽くて使いやすいのも魅力です。
・二重構造で保温性抜群
十年急須は二重構造でできており、高い保温性も大きな魅力です。温かい飲み物は冷めにくく、冷たい飲み物はぬるくなりにくいため、長い時間適温で飲めます。また二重構造であるため、熱い飲み物を入れても外側が熱くなりにくく、お子様のいる家庭でも安心です。
このように十年急須にはさまざまな魅力がありますが、「なぜ十年急須といった商品名なの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
十年急須を製造している鈴木化学工業所は、自動車に使われるプラスチック部品を製造しているメーカーです。自動車の部品は、「耐久10 年10万km」と言われることから、急須も同様に「永く使って頂ける商品にしたい。」といった思いで「十年急須」というネーミングをつけたそうです。
ぜひ、十年急須でリラックスした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。