匠名/メーカー名:山陽山長
皆さんは国産革靴の良さを感じたことはありますか?靴の本場はイタリア、イギリスで日本で作られている靴もイギリスの伝統的な作り方を真似して始まってると言われています。そんな日本製革靴の特徴はこの3つです。
・西洋人に合った靴の形から、日本人が履きやすいように工夫されている。
・靴を脱いで家に入る生活をしているため着脱しやすい靴が作られている。
・手先が器用な日本人が作る靴は縫製が丁寧で繊細な加工が可能。
このように日本人の特徴を生かした靴が生産されていることがわかりますね。ヨーロッパの靴は長い歴史によって培った、足元のエレガントさを重視しますが日本製の靴はエレガントさに機能性をプラスした靴が製造されています。
その日本製の革靴の中でも圧倒的な人気を誇るのが、山陽山長の革靴です。2001年に50年以上の経験を持った靴職人たちが立ち上げたブランドで、日本の匠の技をしっかりと感じることができるブランドとして非常に人気です。山陽山長の顔として愛され続けているのが「友二郎」です。友二郎は山陽山長のすべてのモデルの原点となった日本人のための木型の追求と、欧米の靴に負けない素材選びが特徴的です。「美しい日本人の立ち姿をつくりたい」職人さんの強い決意が込められている革靴です。
足にピッタリとフィットした革靴は履くときに内部の音が抜ける音がすると言われています。友二郎はその魔法の音を追い求め続けた革靴です。日本人の足の特徴に合わせた木型に何度も改良を重ねて生み出されたのが、友二郎。職人達の「外国に負けない日本製の革靴を作りたい」こんな強い思いが込められた革靴ですね。
山陽山長の革靴には、それぞれ日本人の名前がつけられていて日本国内だけでなく海外でも注目を浴びています。山陽山長の美しいフォルムには理由があります。縫い目が見えないようになっていて、切り返し(シーム)がないことで魅力的な作りを演出しています。
日本人の足に合うように製造された靴は今や海外からも高い評価を得て、ブランド力を発揮しています。海外製のオシャレな革靴も良いですが、日本の職人の魂がこもった革靴にも注目してみるのもいいのではないでしょうか。日本人だからこそ誇りをもって履いてみたい逸品ですね。