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手になじむ使い心地。手製本ハードカバーノート。

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皆様は普段、ノートを使ってものを書いていますか?
毎日の出来事を記録する、学んだことを整理する……たくさんの用途があるノート。
なかなか使わないという方も、この記事を読んだら気になっちゃうかも⁉
Campasなどの既製品では、かゆいところに手が届かない……なんてこともありますよね。
ということで、今回は数多あるノートのなかでも、布地表紙のハードカバーノートを手製本している「テルコ雑貨店」さんを取材しました。
Twitterはこちら→https://twitter.com/terukozakka
BASEにてネットショップもオープンしています。
長年デザインフェスタ等に出展されているお店なので、意外とご存知の方は多いかもしれません。

ノートのページを固定し、背表紙を糊付けした後に、テルコ雑貨店さんでは世界各国から集めた布地を材料に、ハードカバーのノートを製作しています。柄を見て切り出した布地をボール紙に糊付けし、ひとつひとつ丁寧に接合していきます。表紙の裏も柄に合わせた画用紙で彩られています。奥付には「クロリノート」のスタンプも。製作の様子は会場の動画で見ることができます。実演販売をされていることもあります。
ハードカバーノートを製作されている方は国内でも一定数いらっしゃいます。京都に工房を構え、にじみと呼ばれる独自の紙表紙を使った「すずめや」さんなどが有名です。しかし、世界各国で産出される布地を表紙に使うハードカバーノートを製作されている大手は、こちらのテルコ雑貨店さんなのです。あまりに布地が素敵なので、布地だけでも売ってくれないかという声もあるほどの人気ぶりです。

布を切り出し、接着剤で張り合わせていく工程を積み重ねてできるハードカバーノートは、A5サイズ・B5サイズの展開になっています。どの作品もひとつとして同じ柄は無く、まさに世界で唯一、自分だけのノートになります。中身は200ページあり、特大ボリュームです。無地と罫線(8mm)の展開です。
生地は直接海外に行ってその目で品質を確かめて買い付けており、インドネシアのバティックや着物の帯、ドレスの生地などお国柄の出る布地を使用しています。同じ国でも色違いで出すのではなく、毎回違う布地を購入して製作されているのだとか。素晴らしいこだわりです。
お値段も2000~4000円台とお手頃で、どんどん書きたくなっちゃいます。とても使いやすいし、書き心地も抜群。裏うつりもほどんどしません。一度買ったらやみつきになること間違いなしのノートです。

このコロナ禍で海外渡航ができず、布地が枯渇しているのでは……? と思っていたら、在庫があったのであと1~2年はもつかも、とのこと。現在は西武池袋本店7階(南)文房堂にてポップアップショップを開催中です。12日までなのでお早めに!
書くことは心のデトックスになる、書くことで見えてくるものがある。それがテルコ雑貨店さんの考えるノートのあり方です。機能性と美の両立が成されているだけでなく、書くことで新しいアイディアを生み出し、また書きたいという欲求を刺激する……そしてまた、この手になじんだノートを開く。素敵な営みですよね。そんな楽しく使えるノートは、テルコ雑貨店さんが提供してくれます。皆様もぜひ!

userさんが2021/12/06に登録

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