匠名/メーカー名:染司よしおか×和樂
風呂敷といえば、古くから日本に馴染みのあるアイテムとして有名です。お弁当を包んだり、手ぬぐいに使ったりと、実際に使ったことのある方も多いのではないでしょうか。
実は長い歴史を持つ風呂敷ですが、大量消費の時代に突入し、使い捨ての紙袋やビニール袋などが展開され、風呂敷は出番がなくなりました。しかし、環境問題が懸念されるようになり、エコバックだけでなく風呂敷も注目されています。
そこで今回ご紹介するのは、和樂(わらく)と染司(そめのつかさ)よしおかのコラボレーショングッズ「リバーシブル小風呂敷」です。
このリバーシブル小風呂敷は、上品なデザインで旅のお供にぴったりのアイテム。サイズも小さめで、ちょっとした小物を包むのにちょうど良いのです。
優しい木綿地で作られた上品な質感で肌触りも良く、シワが寄らないのも魅力的。紐付きなので、包んで紐で結ぶとかわいらしく荷物をまとめられます。
植物染めを使用したアイテムを作っている染司よしおかは、明治時代にヨーロッパから化学染料が伝わり、一時は化学染料を使用していたそうです。しかし、現在6代目である吉岡更紗(さらさ)さんの祖父の代、つまり4代目の時代で天然染料のみを使った染色に回帰しました。
そんなリバーシブル小風呂敷を作っている染司よしおかは、京都で江戸時代から続く染屋さんです。植物染めを中心に、寺社の行事や展示会、各種イベントで活動しています。
植物染めは自然の植物から生まれる温かみを感じ、どこか奥ゆかしく上品で、私たちの暮らしを彩ってくれます。ぜひ、日常生活や旅のお供に、リバーシブル小風呂敷を使ってみてください。