匠名/メーカー名:toumei
何枚か重ね合わされた豆皿。
この写真を一見すると「うわあ…きれい。くもりガラスのお皿かな?」と思うでしょう。
しかし、ここにはだまし絵のようなトリックが仕掛けられています。
この豆皿は、ガラスではなく「アクリル樹脂」でつくられています。
このくすんだ透明感…奥ゆかしい美しさは、ガラスにしか表現できないような領域のもの。でもガラスではない。ちょっとそのギャップに驚いてしまいます。
公式ホームページの商品画像の演出も、またニクイ。
写真の、豆皿への光の当て方、みてください。
まるで「この透明感を、この透明な美しさを見て!」と言っているようです。
toumeiは、樹脂加工技術のプロ「株式会社益基樹脂」から設立されたブランド。
アクリル樹脂素材を使い、若手デザイナーと職人が力をあわせて「新しい感覚」の品物を製作しているのです。
ガラスにしか表現できない美しさを表現しながら、ガラスみたいに脆く、落とすと割れてしまうということもない…
職人のアクリル樹脂加工技術の凄味が、toumeiの製品の「透明な美しさ」によく表れているのです。
プロのアクリル樹脂加工の現場は良く知らないのですが、「この技術の粋を集めてあたらしいものを作ろう」と奮闘する様子が見て取れます。
トウメイの樹脂加工の現場から
toumeiのプロダクトの面白さがわかると、アクリル樹脂加工技術について知りたくなります。
その片鱗を感じとれるのが、「トウメイの樹脂加工の現場から」。こちらもぜひ見てみてください。