匠名/メーカー名:浅岡肇
CHRONO TOKYO クロノトウキョウ クラッシック。
時計愛好家や時計に詳しい人に大人気だというクロノトウキョウの時計。
デザインは非常に重厚な雰囲気で、浮ついたところがない美しさ。
時計に全く詳しくない人間から見ても「普通の時計とはなにかが違う」と思わせる迫力があります。
クロノトウキョウは、「独立時計師」である、浅岡肇さんのデザイン・設計の時計ブランドです。
ロレックスなど大規模な時計ブランドや時計製造の企業に属すことなく、トップクラスのハイクオリティな時計を独立した小規模工房で製造するのが「独立時計師」です。
独立時計師アカデミーは、独立時計師と呼ばれる高い技術を持った数十人の会員で構成された国際的組織。
世界でも極めて高度な時計製造技術を持つ独立時計師しか所属できません。
その独立時計師アカデミーに2015年に正会員として登録されたのが、浅岡肇さんなのだということです。
独立時計師は、デザイン・設計・製造をすべてひとりで手掛けます。
なにもないところから歯車や振り子など細かな部品もすべて作り上げていく…考えるだけで、気が遠くなるような作業です。
そのため、独立時計師による時計は、時計メーカーで作る本数とは比べ物にならないほど少ないのだそうです。
1本の時計を完成させるのに1年かかるという場合もあるそうで、それだけに時計のお値段としてもとても高価です。
ベーシックなモデルでも300万、上位モデルだとなんと1,200万するとか。多くの庶民にはとても手に取れない高級時計です!
しかしクロノトウキョウは、独立時計師である浅岡さんの設計/デザインでありながらも、ほどよく手が届きそうな価格を実現しています。
(お値段18万円ほどからあるとのこと)
クロノトウキョウは、腕時計のセレクトショップのTicTacと協働して「日常使いできる時計を」というコンセプトでブランド設立されたということです。
腕時計の匠である独立時計師による逸品は、やはり上辺だけの良いアパレルメーカーの時計とは見た目からして段違いです。
性能については知識がないので語れませんが、この凄味さえ感じる、洗練された見目かたちが、すでにすべてを物語っていると感じます。