匠名/メーカー名:nocra
nocra(ノクラ)の2段重ねのお弁当箱。
木材(カバ)でできているかわいいお弁当箱です。
丸みを帯びたフォルムは、お弁当箱を手に持ちやすくするためだそうです。
プラスチック素材のお弁当箱は便利だけれど、なんだか味気なく、無機質な雰囲気ですよね。
洗いやすさや手入れのしやすさはプラスチックのお弁当箱の勝ちかもしれませんが、こんな温かな表情は、木ならではのもの。
やさしい木の味わいが食べ物をおいしそうに見せてくれます。
なめらかそうな木材の触り心地も、ほっとする昼食の時間を演出してくれるでしょうね。
近い将来、学校の遠足や運動会で、子供にお弁当を用意するときは、できれば木のお弁当箱を持たせてあげたい、と私は思うのです。
なぜかというと、やはり、機械的に昼食を終わらせてほしくないからです。
おいしい食べ物を味わって、周りの人と笑い合う、そんな豊かな食事の時間を楽しんで欲しいと思うのです。
「木製のお弁当箱」には、食に対する感性を豊かに育てるような効果があるような気がします。
nocraは、北海道旭川の木工クラフトメーカーであるササキ工芸が運営するショップ。(台東区に店舗もあるそうです)
加工用機械を使ってはいても、基本的に熟練の職人さんによる細やかな手仕事でひとつひとつ作り上げていくそう。
「心を込めて手づくりをすることで、機械だけでは出すことのできない味わいが生まれます。」(nocraホームページより抜粋)
職人さんの技術の活きた、美しい木製お弁当箱。子供のためにいつか用意したい逸品です。