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開け!ゴミ箱 自動開閉ゴミ箱 ジータ(ZitA)

出典元:https://zita.life/story/

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匠名/メーカー名:株式会社さくらドーム

Zitaは手をかざすだけで自動的に開くゴミ箱です。Zitaの開発者である株式会社さくらドームの富重さんは、お掃除ロボットから着想を得てZitaの開発に踏み切りました。生活の手間、掃除の手間を減らすという意味ではゴミ捨ても自動化できると気づいたからです。

自動開閉できるゴミ箱自体は既存のものが存在していて、技術としては手をかざしたときに自動開閉すれば良いので斬新というわけではありません。では富重さんがZita開発において何にこだわったのかですが、「デザイン」と「使い心地」です。

Zitaは本来家庭で隠したいゴミ箱としてではなく、インテリア商品として売られています。また後述しますが使い心地を考慮して細かいポイントに配慮がされています。

そもそもなぜゴミ箱が自動開閉する必要があるのかですが、特にキッチンでは手がふさがっていてゴミ箱を開けるのが手間、手が汚れていてゴミ箱を触りたくない、なんてことが多々あります。とはいえ、蓋のないゴミ箱だと臭いが気になります。

そこで、手をかざすだけで自動的に開くZitaが便利です。もちろん閉まるのも自動なので、毎日のゴミ捨てが楽になります。ゴミ箱の開け閉めは一回一回で考えればさほど手間ではないのですが、毎日何度もゴミ箱を開ける人が多いはずです。

毎日ゴミ箱を開ける回数を数えているわけではないので案外気づかないものですが、実際にカウントしてみると何度も開け閉めしていることがわかります。Zitaを使用することでこの無駄な時間、労力から解放されます。

Zitaは自動開閉以外にも、細かい工夫が凝らされています。たとえば、ゴミ箱の中にセットしたゴミ袋が中で少し浮くようになっていて、これにより袋の底がしわになってゴミ袋のスペースを無駄にすることを防げます。

他にも、横開きなので開ききる前に手を出しても手が蓋にあたることがありません。こういった細かい部分も、日々の時間節約には重要で、積み重ねれば大きな時間になるでしょう。

Zitaは電池式なのでランニングコストがかかりますが、電池2本で約10か月持ちます。待機状態だと4年間もつので、使用頻度が少ないと10か月よりも長持ちするでしょう。年間で計算すると、ランニングコストはたったの約124円です。

見た目もステンレスでおしゃれな印象なので、インテリアとして自宅に置いていてもかっこいいですね。ゴミ箱といえば一般的にあまり人に見ないものですが、Zitaの場合は来客に見せても恥ずかしくないどころかおしゃれということです。

インテリアもゴミ箱も兼ねているということで、省スペースという点でも有効です。Zitaの欠点を挙げるなら、本当に自動開閉する高価なゴミ箱を購入する必要があるのか、ということです。

1,000円程度で足踏みで開けられるゴミ箱もあるので、それで十分だという意見も多いでしょう。Zitaを購入する価値はデザイン性や細かな利便性で、ゴミ箱にそこまでのクオリティを求めない人にとっては足踏みのゴミ箱で十分かと思います。

peachさんが2021/12/24に登録

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